きのふの空のありどころ
2012年10月13日土曜日
短歌: ゆうぐれに 2
岨みちにかけて照る日の傾きぬ荒れゆく里に秋風の色
そばみちにかけててるひのかたぶきぬあれゆくさとにあきかぜのいろ
短歌:ゆうぐれに
ゆふぐれの風やはらかに沖へ寄す波も往くなりおくれおくれに
2012年10月10日水曜日
短歌:斧の刃
斧の刃にか黒く深き空映る息かけて告ぐ木は倒れたり
森昏く濡れるを抜け来此処に座す杣人の膳酒盡きぬ夜
土間に置く斧の刃冴えて更けゆく夜揃えし靴に蟋蟀上る
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)