2012年7月17日火曜日

まだきの鶯声




我が見しは天平の夏 乙女らが笑まひ絶やさず水給ふ 夢


心地好き覚め際の夢突き破り 鶯鳴きぬ 午前四時半


闇払ふひと声高き また低き 鶯の声 朝霧のなか


弥増しの暑さ 真昼に来るべし 夜明けを選び 歌ふ 鶯

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