我が永遠のトリックスター 再見 wikipedia
ジョーエル・チャンドラー・ハリス(Joel Chandler Harris, 1848年12月8日 - 1908年7月3日)は、ジョージア州出身のアメリカのジャーナリスト。「リーマスじいや」 (Uncle Remus) の物語で知られる。
物語は黒人の口頭伝承に基づいたもので、方言の使用とブレア(兄弟)・ラビット (Br'er Rabbit) と呼ばれるトリックスターを題材に求めた点で革新的なものであった。リーマスじいやが黒人の間に伝わる、ブレア・ラビットの話を語り聞かせるというスタイルで、それは南北戦争後の人種関係の理想化された世界を示し、出版と同時に評判になった。
リーマスじいやの物語以外にもチャンドラーはジョージアの田舎の生活を描いた物語を書いた。1946年のディズニー映画『南部の唄』 (Song of the South) はチャンドラーの作品を映画化したものである。
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この人の作品が基になっていたのか、私は小学生の時期に魅入られてしまったアニメの原典をやっと知ったわけだ。
「リーマスじいや」 (Uncle Remus) の物語に邦訳があるのかどうか。調べてみよう。
ブレア(兄弟)・ラビット (Br'er Rabbit) と呼ばれるトリックスターの鮮烈な記憶がありながら、それが何だか知らなかった。
熊と狐の悪コンビを巧妙に身をかわして逃げ回るうさぎのアクションコメディーだったが、不思議な感性に満たされていてそのアメリカの雑誌の漫画を見終わると藁のにおいや茨のとげの痛さがそのまま自分の身体に残っているみたいだった。
不思議の国のアリスに出てくるうさぎの絵を見かけるたび、「あいつは、あのうさぎは何者だったんだろう」と思い出しては懐かしんだ。
先ほど調べ物をしていたとき、Googleの画像検索のなかに昔のあいつが姿を見せていたのだ。
検索の面白さはこういう不意の出会いにもある。
アメリカのディープサウスと呼ばれる地域の黒人の民話の中に立ち込める濃密な想像力の奔騰があのウサギの颯爽としたしっぺ返しに現れていたのかと思う。
是非とも邦訳があれば読みたいものだ。
ブレア・ラビット。 覚えておこう。
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